組織内の一部のユーザーを対象に JetBrains を有効または無効にする
この記事では、組織内のチームのアクセスを管理する方法を説明します。 全員の JetBrains AI へのアクセスを許可またはブロックする場合は、こちらの手順をご覧ください。
概要
組織のプロファイルでは、デフォルトで全員が JetBrains AI にアクセスできるようになっていますが、 JetBrains Account の管理設定から、AI 機能へのアクセス設定を変更することができます。
組織内の選択したユーザーのみに JetBrains AI を有効化するには、Team レベルでアクセスを許可することができます。 Team とは Organization 内のライセンスのサブグループです。 一部の IDE ライセンスを Team に移管して、その Team の JetBrains AI へのアクセスを許可することができます。 このようにすることで、JetBrains AI 機能は、その Team のライセンスで有効化された IDE でのみ利用できるようになります。
仕組み: IDE は、その有効化に使用された IDE ライセンスから JetBrains AI の提供状況に関する情報を取得します。 IDE ライセンスが JetBrains AI が有効化されているチームに属する場合、その IDE のユーザーは AI 機能の使用、AI Assistant 体験版の開始、または有料 JetBrains AI サブスクリプションの使用を行えます。
この設定によって、JetBrains AI Assistant プラグイン、Junie、および JetBrains が提供する他の AI 機能への開発者アクセスが管理されています。 別途インストールされた他のベンダーが提供する AI 機能には影響しません。
チームごとに JetBrains AI へのアクセスを許可
始める前に
以下は、チーム単位で JetBrains AI を有効化する手順です。 ここに記載のステップをすでに完了している場合は、次のステップにお進みください。
JetBrains Account 経由でライセンスの割り当てを管理している場合:
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Team を作成する:
- これまでに Team を使用して IDE ライセンスを管理したことがない場合は、Team を作成して IDE ライセンスを追加することで、そこから JetBrains AI へのアクセスを許可できます。 必要であれば、JetBrains AI Pro または Ultimate ライセンスを同じ Team に追加できますが、これは必須ではありません。
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すでに Team を使用している場合は、JetBrains AI へのアクセスを許可する IDE ライセンスが含まれる Team を特定し、別の Team にその他すべてのライセンスを移管します。
- ライセンスを提供する: 組織内で JetBrains AI 機能を使用する必要のあるユーザーを特定し、必要とする各ユーザーに IDE ライセンスと JetBrains AI Pro または Ultimate ライセンスを割り当てます。 JetBrains AI Pro がすでに含まれている All Products Pack ライセンスを割り当てることもできます。
- Team に対して JetBrains AI を有効化する: ステップ 1 で作成した Team に JetBrains AI へのアクセスを付与します。 この操作は、Organization 管理者の場合は Organization の管理設定、Team 管理者の場合は Team の設定で行えます。
License Vault または IDE Services 経由でライセンスを自動配布している場合:
- ライセンスを Team に追加する: Organization の JetBrains Account の License Vault または IDE Services Team に、JetBrains AI へのアクセスが必要なユーザーに配布されるすべての IDE ライセンスが含まれることを確認します。
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ライセンスを提供する: License Vault の場合は、JetBrains AI へのアクセスを必要とするすべてのユーザーに IDE ライセンスと JetBrains AI Pro または Ultimate ライセンスの両方があることを確認します。 IDE ライセンスは License Vault を通じて自動的に配布することができますが、JetBrains AI ライセンスは JetBrains Account で手動で割り当てる必要があります。
All Products Pack ライセンスに含まれる JetBrains AI 機能は、そのライセンスが License Vault または IDE Services から取得される場合には利用できません。
- Team の JetBrains AI を有効化する: Licese Vault または IDE Services の Team に JetBrains AI へのアクセスを許可します。 この操作は、Organization 管理者の場合は Organization の管理設定、Team 管理者の場合は Team の設定で行えます。
JetBrains AI へのアクセスをチーム単位で管理
| 🔒 次の権限が必要です: Organization 管理者。 |
- JetBrains Account にログインします。
- 左のメニューにある Organization（組織） 名をクリックします。
- 表示されるメニューで、Administration（管理）を選択します。
-
Administration ページの JetBrains AI セクションで、Allow access（アクセスを許可）ボタンをクリックしてアクセスを有効にします。
- 表示されるポップアップで、Manage access to JetBrains AI on the team level（チームレベルで JetBrains AI へのアクセスを管理する）を選択します。
- Manage per team （チームごとに管理）ボタンをクリックして設定を保存します。
Team はデフォルトで JetBrains AI にアクセスすることはできませんが、Team 管理者が Team の管理設定でアクセスを有効化できるようになりました。 すぐに特定のチームにアクセスを提供するには、以下を行います。
Team に JetBrains AI へのアクセスを付与する前に、その Team に、有効化した IDE で JetBrains AI 機能を使用できるすべての IDE ライセンスが含まれていることを確認してください。
-
Administration ページの JetBrains AI セクションで、Add teams（チームを追加）をクリックします。
- 表示されるポップアップで、ドロップダウンから希望するチームをすべて選択します。
- Save（保存）をクリックして選択内容を確定します。
開発者に対して JetBrains AI が有効または無効になるには最大で1時間かかることがあります。 開発者は AI Assistant ライセンスと IDE ライセンスを手動で再取得することでこの時間を短縮することができます。
チームの JetBrains AI へのアクセスを管理
| 🔒 次の権限が必要です: Organization 管理者または Team 管理者。 |
組織の JetBrains AI へのアクセスがチームごとに許可されている場合は、Team で JetBrains AI を有効化または無効化できます。
Team に JetBrains AI へのアクセスを付与する前に、その Team に、有効化した IDE で JetBrains AI 機能を使用できるすべての IDE ライセンスが含まれていることを確認してください。
- JetBrains Account にログインします。
- 左のメニューで、Organization または Team の名前をクリックします。 Team 管理者はこの手順のステップ 5 にお進みください。
- 表示されるメニューで、Teams（チーム）を選択します。
- リストで対象のチーム名をクリックします。
- 左のメニューで Administration（管理）を選択します。
-
JetBrains AI セクションで、Allow for this team（この Team を許可）または Block for this team（この Team をブロック）をクリックします。
- アクセスをブロックする場合は、表示されるポップアップで Block JetBrains AI（JetBrains AI をブロック）をクリックして操作を確定します。
開発者に対して JetBrains AI が有効または無効になるには最大で1時間かかることがあります。 開発者は IDE ライセンスと JetBrains AI ライセンスを手動で再取得することでこの時間を短縮することができます。